3回目を迎えた「FASHION’S NIGHT OUT(FNO）」（主催：コンデナスト・ジャパン）が、今年も表参道・青山周辺で開催されました。

FNOは『VOGUE』を発行する全18カ国が、「ファッション業界の活性化」を目的として行う世界最大のショッピング・イベントです。秋冬のファッションが本格的にスタートする9月に世界一斉に開催されていましたが、ここ日本では東日本大震災の影響により、今年は11月の開催となりました。
華やかなイベントが行われると同時に、ファッションによる社会貢献として、日本では過去2回KnKを通じたアジアの青少年支援が行われ、今年は東日本復興支援を目的に、チャリティーグッズの販売や関連企画が実施されました。
また今年は日本を応援するために各国の『VOGUE』編集長、ブランドのデザイナーたちが東京に集まりイベントを盛り上げました。

参加店舗では東北支援のパンフレットや募金箱を設置してくださったり、当日の売上から一部をご寄付くださるなど多くの温かいご支援をいただきました。 またルイ・ヴィトン表参道店では英国の写真家、マイルス・アルドリッジ氏の写真展がスタートし、5日には、ご本人とモデルの冨永愛さん、アメリカ版『VOGUE』のアナ・ウィンター編集長らによるテープカットも行なわれました。
この写真展は、東日本大震災の復興支援を目的とするFNOの趣旨に賛同したルイ・ヴィトンと『VOGUE』のコラボレーションによるもので、日本の美しさや「3.11」後の現在を世界に伝えるため、アルドリッジ氏が京都で冨永さんを撮りおろした作品など全13点が展示されています（展示は11/21まで）。各作品は、会期中にチャリティーオークションが実施され、その収益金はすべてFNOを通じてKnKに寄付され、東日本大震災の復興支援のために使われます。

当日は、メイン会場の表参道ヒルズ他で『VOGUE JAPAN』がチャリティTシャツやバッグを販売する隣にKnKのブースを展開させていただき東北支援を呼びかけ、約4万円のご寄付が集まりました。今後、岩手県で行う子どもたちの居場所づくりやコミュニティーセンターの修復などに大切に活用させていただきます。

主催者であるコンデナスト・ジャパン、ルイ・ヴィトンや他参加店舗の皆さま、そして当日ご来場くださった方やチャリティーグッズをご購入くださった皆さま、またお手伝いくださったボランティアの皆さまに改めて御礼申し上げます。