活動ニュース

動き始めたばかりのバッグ縫製チーム

2011/10/13
報告:プロジェクト・コーディネーター 小坂井 真季

KnKカンボジアでは、2006年8月より収入創出活動(Income Generating Activities; IGA)に取り組んできました。カンボジアでは、職業訓練の技術を身につけても、その技術を生かした職に就くことができずに十分な収入を得ることが難しいという現実がありました。そこでKnKカンボジアではセンター内で職業訓練を行い、更に訓練を終了した若者たちを雇用し、身に付けた技術が収入に結び付くプログラムを始めました。現在、絹織物、ラタン家具、そして縫製(ミシン)の訓練をセンター内で行っています。またショールームを設け、製作された製品の販売を行っています。

111013_01

縫製訓練は2007年8月に開始しました。当初は洋服の縫製のみの訓練を行っていましたが、今年の6月より新たにバッグ製作チームが動き出しました。バッグ製作チームの現在の参加者は14名。KnKの洋服縫製の訓練を終えた卒業生が参加しています。講師は高い技術を持っており、長年バッグや小物類の製作、デザインに携わってきました。

毎日、朝の8時から訓練は始まります。既に洋服縫製の訓練を終えた彼女たちは上達も早く、今では細かい作業も丁寧に行えるようになりました。訓練開始から3ヶ月が経ち、販売できる製品を製作することもできるようになり、KnKのショールームでも彼女たちの作品を販売しています。

111013_02

訓練中の彼女たちの表情は真剣です。分からないことがあれば自分から進んで講師に質問に行き、また仲間同士でアドバイスをしあっています。しかしお昼休みには、女の子の表情に戻りにぎやかに食事をしています。

111013_03

訓練参加者の一人、ヴィラボンは18歳。2009年から1年間、KnKの洋服縫製の訓練を受けていました。卒業後は近所の市場にあるお店で洋服を縫う仕事をしていました。今回のバッグ製作チームに参加した理由は、よりレベルの高い技術を身につけ、プロフェッショナルになりたかった為だそうです。先日行われた技術試験では第2位の成績を収め、ますます訓練に力が入っています。近く結婚も考えており、いつかは自分の店を持つのが夢です。

動き始めたばかりのバッグ縫製チームの成長が、今後楽しみです。

 

寄付する
寄付する
資料請求

カテゴリー

月別アーカイブ