スタッフ日記 認定NPO法人国境なき子どもたちブログ

パレスチナをもっと深く知るための音楽、そして写真展

2015.10.30

 

パレスチナ事業担当の村井です。

1997年の団体設立後、カンボジアの事業から始まったKnKですが、今では、アジアから中東へ渡る10の国と地域で活動しております。

今月はそんな世界中の子どもたちの生身の表情や「願い」を紹介した写真展が天王洲アイルで実施されます。ぜひぜひ、お越しください!

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私は上記の国々の中でも、比較的「遠い」と思われがちなパレスチナ事業を担当しています。パレスチナは本当に歴史も現状も複雑な背景が絡み合っており、日々日々学びの毎日です。

今回はそんなパレスチナを身近に楽しんでいただければ、、と、いくつか音楽をご紹介。

パレスチナの伝統的な弦楽器ウードのバンド:Le Trio Joubran

ウードは、アラブ音楽の代表的な弦楽器で、琵琶のような形をしています。音はスパイスが利いた力強さがある一方、どこか哀愁もあります。Le Trio Joubranは、故郷であるナザレや、パレスチナ西岸地区のラマラ、またパリをベースに活動をしている3兄弟のバンド。お父さんは3代続くウード職人だそう。週末、土曜の午後などにゆっくりコーヒーなどを淹れながらききたい感じです♪

パレスチナの現代ポップ:Apo & the Apostles

現地スタッフに教えてもらった現代パレスチナの代表的なポップバンド。

PVでは、カフェでカードゲームにいそしむおじいちゃんなど、パレスチナの人々の日常や風景が紹介されており、さわやか~なビートとともにいいかんじです。出張中は、こんな感じに(ニュースではあまり紹介されない?!)ゆったりと日々の生活を過ごす人たちの様子が見られます。

 

いかがでしょうか。

 

よく言われることですが、音楽や写真って、どこでも、言葉も考え方も生まれも育ちも違う人たちとでも、気持ちで通じ合える、本当にすごいツールだなーと感じます。

ぜひぜひ、秋晴れの日なんぞに、世界の子どもたちからの(言葉ではない)メッセージを聞きに写真展へお越しくださいませ!

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生まれて初めての折り紙にトライするパレスチナの子たち

 

 

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