スタッフ日記 認定NPO法人国境なき子どもたちブログ

ミャンマーの洪水被災地からミンガラパー

 

KnKミャンマーからミンガラパー(こんにちは)。駐在員の真嶋です。

 

KnKは先月より、水害被災者支援を開始しました。洪水で被害を受けた10校の校舎等の修繕と文房具を3,000名の小中学生に提供する活動です。ミャンマーの子どもたちの学ぶ環境を急いで元に戻さなくてはなりません。時間との勝負、日々慌ただしく過ごしています。

 

先週までに支援対象となる学校の選定作業が終わりました。どの学校も老朽化に加え洪水でダメージを受け、子どもたちは雨風が吹き込み、ぬかるんだ床と穴の空いた屋根の校舎で勉強しています。日本のコンクリート製の学校ではなく、木材で組んだだけの学校です。寺小屋と言えばイメージがわくでしょうか。

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水害と老朽化で傷んだ校舎は全て修繕したい。しかし時間と予算に限りがあるため、全てというわけにはいきません。それでも少しでも多くの学校を、ひとりでも多くの子どもに学用品を届けようと現地のミャンマー人職員は日々昼食も取らずに頑張ってくれています。橋が落ち、オートバイで行けないところはボートで行きます。そこから泥のデルタ地帯をひたすら歩いて学校を目指します。

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KnKはミャンマーで支援活動を続けていますが、ずっとそこに居続けるわけではありません。いつかミャンマーを離れます。これからもミャンマーで生きていくのはミャンマー人です。だから、私はミャンマー人職員の、ミャンマーの子どもたちへの想いを大切にしています。

 

だけど子どもたちに国境はないから、私もミャンマー人職員に混ぜてもらい、ミャンマーの子どもたちを一緒に応援しています。

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【KnKミャンマー活動概要】

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