こんにちは、東京事務局の久野です。

KnKでは毎年2月もしくは3月頃に、理事の方々、評議員の方々にご参加いただき、前年度の活動、会計報告や新年度の活動・予算計画を報告する総会を実施しています。
また、総会に先立ち事務局スタッフで活動の方向性や計画を話し合うGeneral Meetingというものも実施します。

KnKは来年設立20周年を迎えます。
これまで、カンボジアのあの少年の未来が明るいものになるように、ヨルダンのあの少女の涙がいつか笑顔に変わるように、フィリピンの少年のあの笑顔が輝き続けるようにと、ぶつかる課題にその時々真剣に向き合い、活動を進めてきました。
一方、事業地が増え、団体の規模が大きくなり、スタッフにも入れ替わりが出て来る中で、団体として新たにぶつかる課題、これまでのやり方を変えていかなければいけないことなどが見えてくるようになりました。

そこで、2016年は組織基盤をより安定させていけるよう、団体一丸となって中期計画をたてることとなりました。
まず、2016年の3月のGeneral Meetingでは、事務局スタッフほぼ全員が参加し、現在団体が抱える課題をブレインストーミングし、その中で特にスタッフが緊急度、重要度が高いと考えるものの優先順位をつけていきました。
また、団体の目指す方向をよりクリアにし、共有しやすくするため、団体の立ち上げに関わられた方々や元・現職職員、派遣員に対してインタビューやアンケートを実施し、団体の強みや個々のスタッフが考える価値観などを整理しました。

課題のブレインストーミング。熱い議論が交わされた。

今後、これらの作業をもとに、団体のビジョン、ミッションを再定義、再確認し、団体の中期計画を策定していき、2017年の総会で評議員の皆様にも報告させていただく予定です。

世界の子どもたちに安定して活動を続けていけるよう、引き続き皆さまからもご支援いただければ幸いです。