スタッフ日記 認定NPO法人国境なき子どもたちブログ

遠く離れていても

 

こんにちは。東京事務局の加藤です。

 

現在、岩手にて震災後の子どもたちの居場所作りの支援、

そして、ヨルダンにてシリア難民の子どもたちへの教育支援、

2つの事業を担当しています。

 

遠く離れた両国の子どもたち、

普段はなかなか互いのことを知る機会もありません。

そんな中、岩手の子どもたちからシリア難民の子どもたちへ

自分の夢を語るメッセージボードが贈られました。

 

岩手の子どもたちの夢に聞き入るシリア人の子どもたち

岩手の子どもたちの夢に聞き入るシリア人の子どもたち

 

メッセージを受け取ったシリア人の子どもたち、

日本にいる同年代の子どもの夢を興味深く聞いていました。

「ウニをたくさん食べたい」という夢には、思わず笑みがこぼれていました。

また、遠く離れて住む自分たちのことを忘れず、

考えてくれることがとても嬉しい、とも話していました。

 

難民キャンプの図書スペースに大切に飾られています

難民キャンプの図書スペースに大切に飾られています

 

メッセージ、ありがとうございます!

メッセージ、ありがとうございます!

 

さて、シリア難民の子どもたちの夢といえば、、

医者や歯医者、テコンドーの先生、登山家、庭師、仕立屋、などです。

難民キャンプという厳しい環境に住んでいると、

なかなか夢も描きにくいのかと想像していました。

輝いた顔ではっきり夢について答える子どもたちの姿に、

こちらまで元気をもらった気がしました。

 

国は違えど、自分の夢や希望に向かって前向きに進む姿に変わりはありません。

そういった子どもたちの夢の実現に少しでも力になれるよう、

これからも支援を続けていきたいと思います。

 

難民キャンプでの授業の一コマ

難民キャンプでの授業の一コマ

難民キャンプの男の子たち。元気いっぱい。

走る!子どもセンターで熱心に勉強中

走る!子どもセンターで熱心に勉強中

岩手県陸前高田市の子どもたち

岩手県陸前高田市「走る! KnK子どもセンター」の子どもたち

 

関連記事:シリア危機:止まらない難民流出、疲弊する周辺国
関連記事:子どもセンターを飛び出して!KnKミニ運動会

【KnK岩手サイト】
【KnKヨルダン(シリア難民支援)活動概要】

 

寄付する
寄付する
資料請求