スタッフ日記 認定NPO法人国境なき子どもたちブログ

プレーカーってなぁに?

こんにちは。「走る! KnK子どもセンター」の畠山です。

9月26日(土)に地域交流会@竹駒小仮設住宅を開催しました。今回は東北被災地での遊び場を提供をしている「冒険遊び場」さんのプレーカーをお呼びしました。普段バスに来ている竹駒小仮設や滝の里仮設の子どもたちと、地域の方々との交流会となりました。

「プレーカー」とはなんぞやと思った方もいらっしゃるでしょう。スタッフも思いました。「遊べる」とはどんなことをして遊ぶのかと。当日登場したのは、たくさんの絵柄が書かれた「プレーカー」。その中には木片やどんぐり、ノコギリにトンカチ、木で作ったミニホッケーのようなものがぎっしり乗っていました。(場所や環境によってはバーベキュー台を使ってマシュマロを作ったり、ロープと木でアスレチックを作ったりドロンコ遊びなど、さまざまな遊びができるそうです!)

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イベント開始時間にあいにくの小雨となったため、学校の軒下をお借りしてイベントスタート。プレーリーダーと呼ばれるスタッフの見守りのもと、さっそくテーブルの上に木材を広げ遊び始めました!「自分の責任で自由に遊ぶ」というのがプレーカーのコンセプト。低学年の男の子も慎重にノコギリやトンカチを使って作品を作っていました。

何を作るか自由!
何を使うかもやり方も自由!!
そしてどこで作るかも自由!!!

そしてなんと、プレーカーと呼ばれる車の天井にはゴザがひいてあります。「車の上に乗れるんだよ!登れるかな?」とスタッフに言われて、さっそく挑戦。さすが子どもたち。するするっと登って普段は味わえない車の上からの景色を楽しんでいました。
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いつも子どもセンターを利用している中学生が友だちを連れてきていたのですが、気が付けば小学生から中学生まで車の上で仲良く和んでいました。あっという間に車の上は大人気スポットに!

どんぐりを転がして遊ぶ台にありったけのどんぐりを流し込んで遊んだり、
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アフロやメガネなどの変身グッズもあり、スタッフやお友だちを変装させて楽しんでいました。
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木でできているミニホッケーでは「わちゃー」「フォーーーー!!」などの気合の入った声を出しつつ、スタッフvs子どもたちの熱いバトルも繰り広げられていました。
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あいにくの雨で仮設住宅から少し離れた場所での開催だったので、地域の方の参加は少なかったですが、自治会長さんたちが見にいらっしゃり、子どもたちをお話をしたり保護者の方が見守ってくださいました。

普段からバスの中でのびのびと過ごす子どもたち。この日は更にのびのびとしていて「明日もこの車くる!!?」と何度もスタッフに聞いていたくらいとても楽しそうでした。いつもとちょっと違った交流会は、子どもたちに大盛況で終わりました。スタッフ自身も、普段なら「危ないからこれはダメ」と禁止してしまう部分も、「子どもたちにやらせてみて、そこで一緒に考える」という冒険遊び場さんの姿をみて、改めて考える部分もありました。

「走る! 子どもセンター」でも子どもたちが安全で自由に過ごせる環境づくりをこれからも続けていき、見守っていきたいです。

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