スタッフ日記 認定NPO法人国境なき子どもたちブログ

「なべやき」改め「こむぎもち」交流会

こんにちは!!「走る! KnK子どもセンター」の畠山です。
滝の里で大盛況に終わった「なべやき交流会」。6月7日(日)に、竹駒小学校仮設団地でも開催しました!
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元気いっぱいな子どもたちと地域の方々に参加していただきました。

地域の方々が来るとさっそく「なべやき」作りスタート。
「これな、粉とか混ぜてホットケーキみたいに作るんだよ」「ほら、近くに来て見てみたら」と声をかけられながらテーブルを囲んでメモメモ~。カメラ係もベストショットを撮ろうと構えていました。材料を混ぜ合わせると
「焼く前に甘さ味見してみて^^」と言われ、ちょびっとペロッ★
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「ん~♫甘い!」とすごく幸せそうな顔をして、バッチグーのサインを出していました。

いよいよ焼き始め。
生地をホットプレートに流したあとは焼けるまでしばしお話をしながら待ちます。
「てかさ、今更だけど座布団使ったらいいじゃん!」
と6年生の女の子が部屋の片隅にあった座布団を地域の方に持ってきました。また、作り方をしっかりメモする子どもたちの姿も!普段バスでは見せない??しっかりものの一面が見れました。
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そして再びお話していると、そこで意外な事実が判明。
「『なべやき』って昔で言う『こむぎもち』でしょ。今は都会的な呼び方で『なべやき』って言うんだっけな~」
な、なんと!!!!!
同じ気仙地方でも『なべやき』とは言わない方もいらっしゃるそうです。

香ばしい匂いがしてきて、「このプツプツが出てきたらひっくり返す目安だよ」と教えてもらい、
そろそろとひっくり返してみると、、、、、、、
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、、、、、、なんと真っ黒!!
ホットプレートに温度調節機能がないため、高温で焼けすぎてしまったみたいです。
焦げてしまった部分は包丁で上手にカットし、美味しそうな「なべやき」の完成です。もう片面はホットプレートの電源をつけたり切ったりしながらの調節をして、今度はきれいに焼けました。

さっそく出来上がったなべやきを分け合って頬張る子どもたち。
「美味しい~。おかわりないの~?」と一番モリモリ食べていたのは1年生の男の子!!
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また、2回目を焼くときには地域の方から、
「この生地にいろいろ混ぜてアレンジすると良いのよ。例えばクルミとか豆とかレーズンとかね。これが竹駒流のなべやきだな!」と教えていただき、こちらも初めて聞いたのでビックリ!実際にクルミをご自宅である仮設住宅からお持ちくださり、細かく砕いて生地に投入しました。

焼き上がった「クルミ入りなべやき」をスタッフもいただきましたが、クルミがいいアクセントになりとっても美味しい!!
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私も小さい頃からおやつで食べていましたが、アレンジバージョンは初めて食べたので美味しさに感動しました!3回目に焼くときは子どもたちやスタッフが焼いてみて、ひっくり返し方やタイミングの目安を、手とり足とりご指導いただきました。

食べている時には、「おうちでも作るの?」や「おいしい?」など地域の方も声をかけてくださり、子どもたちも恥ずかしがりながら返事をしていました。
いーっぱい食べてお腹もまんぷく。
地域の郷土料理を知ることができ、日曜の午後の楽しいおやつタイムでした。竹駒仮設団地のみなさんありがとうございました!!

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